もう日は明けて文化の日だけど、俺の場合、
仕事を終えると必然的にそうなってしまうので、
敢えて2日で書いてみる。
なんか3日だと明日のことを書かなきゃいけない気がして、
日記っぽくないから。要は気分の問題。
今、気づいたけど1の三並びに書き始めてるや。
今月はわかりやすいな、うん。1ヶ月はいけるか?!

というわけで2日目の今日は『ピガール』について。
“ピガール”と“フィフィ”で観た人には一発でわかっちゃうんだけど、
これは映画のタイトルで、実際にパリに存在する地名でもある。
ちなみにフィフィというのは主人公の一人の名前。
映画や地名のピガールを検索してここに辿り着く人もいるんだろうな。
俺はそのおかげでこの日記に出会って今、こうして書いてるんだけど。
運悪く俺の日記にきちゃった人がまた日記を書き始めたら面白いな。

話は戻ってこのピガール、映画も実際の町もすごく好きで。
サクレクール寺院やサルバドール・ダリの美術館があり、
広場には絵描き達が溢れてるモンマルトルの丘。
その麓にある町ピガールは実に対照的だ。
東京でいうとよく歌舞伎町に例えられるけど、まさしくそんなカンジ。
歌舞伎町もピガールもあの猥雑なところがたまらなくいい。
映画は雰囲気から細部に至るまで何とも表現し難い魅力に溢れてる。
登場人物がまたそれぞれ絶妙な存在感、味があって…。

俺は基本的にフランス映画はNGなんだけど、この映画は別格。
昔、フランス映画、特に『ベティー・ブルー』が好きな人に貸したら
「暗いよ…」と言われたことがあったな。
逆に俺は『ベティー・ブルー』がダメだった。
未だに何が暗いのかよくわからないままだけど、
この二つの映画も対照的で、お互いNGなのは理解できた。
端的に言うと強さと弱さ、かな。生きていく上での。
人それぞれの好みだけど、俺は人の弱さを描いたものが嫌いじゃない。
人間、日頃は大なり小なり弱さを押し隠して生きてるんだから、
フィクションの世界ぐらい本質に触れてもいいんじゃないか、
自分を解放して曝け出してもいいんじゃないかと思うから。

書いてたら無性に観たくなったな。実はもう何年も観てない。
俺の選りすぐりのお宝をまとめて貸したら返ってこなくて。
代わりの精神安定剤を見つけるまで大変だったぞ。
でもやっぱり俺には必要、これ読んでたら速やかに返すように!!
よし、明日からは俺の迷子のお宝特集にしよう!

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