宝物♪

俺の今の宝物の一つ。
ラテン界のDivaにして俺の女神、Thalia。
彼女に癒され、悩殺される日々。
この二つを両立させる人はそうはいないよな。
タリアのことを書くと果てしないので、
今日は微妙にリンクした話を。

映画『ピガール』のビデオとともに軟禁されてる
俺のお宝、其の弐。
ナナ・ムスクーリの『Couleur Gospel』というアルバム。
もう十数年も前に働いていた店でよくかかっていて、
何となく心に残っていた。
それから何年後だっただろう、物凄く辛かった時期があって、
不意に、無性に聴きたくなった。
とはいえ名前もタイトルもうろ覚えで、収録曲もわからない。
手掛かりはブルーのバックに黒ぶち眼鏡で微笑むジャケットのみ。
ゴスペルだということは同僚から聞いていたので、
大手外資系CDショップのコーナーを探したけど見当たらない。
後で我ながら間抜け過ぎて苦笑したんだけど、それはあるはずがない。
彼女はギリシャの人だったんだから。ジャケ写で気づけよ、俺！

そんなことがありつつ、ようやく手に入れたそのアルバムは、
CDラックで異彩を放ちながら、
ことあるごとに俺を癒し、勇気付けてくれた。
中でも9曲目の「I’ve Got Shoes」…
これは強力な俺のカンフル剤として欠くことのできないものだった。
テンポがよく、短い曲だからあっという間に終わってしまうけど、
その1曲だけリピートにして、一晩中聴いていたこともある。
今は手元にないから自己流の意訳になるけど、タイトル通り、
みんな靴を持ってる、靴があればどこにでも行けるよっていう、
実にシンプルで前向きな詞。
靴が翼になったり、あと何だっけ…
とにかくみんな可能性を持ってる、できるよ！
っていうメッセージがストレートに伝わってくる歌詞で。
すごく明るくてアップテンポな曲なのになぜか泣けてくる曲。
ゴスペルだからそうなのか、
俺の思い出やなんかと重なるからなのかわからないけど。

最近、なかなか帰ってこない宝物たちを思っているうちに、
どうにも聴きたくなってネットで探したけど、
他の人が歌ってるのも含めて一つも音源は見つからなかった。
彼女は何ヶ国語もを操る人だし、
ゴスペルだって歌うぐらいだから全く不思議はないんだけど、
その時にラテンのアルバムを何枚も出してることを初めて知った。
ここのところ寝ても覚めてもラテンな俺は即座に試聴したけど…
やっぱりナナはゴスペル、そしてラテンはタリアだった。俺の中ではね。

早く帰って来てまた俺にエールを送ってくれないかな、
偉大なるNana Mouskouri...


≪あとがき≫

おいっ！日記にそんなもんあるのか？！しかし、あくまでも俺流。
ふぅ。急遽2日分書いたらうっかり上書きしちゃって大変だった。
時間の感覚が世間一般から著しく外れてるのを実感。
気合で未来日記してみた。できるのかどうかわからないけど(笑)
あはっ！やっぱり却下されちゃったよ。
ならば過去へ挑戦！！それはいいらしい。
が、順番が狂うと話の繋がりがおかしいので、
不完全な完全主義者、入れ替え作業に没頭。
あぁ、疲れた。三日坊主にならなきゃいいが(笑)